四季彩綴り

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夏の高野山(4)霊宝館・奥の院他

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  1. 和歌山
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文化財の青空展示場(爆)の壇上伽藍からお次は室内展示場の霊宝館へ。



02P1160999霊宝館

この日は「女性と高野山」という特別展が催されていて、北条政子自筆の書や 前回の記事 の中でも触れました美福門院発願の六角経蔵に収められたという「紺紙金泥一切経(荒川経)」も展示されていました。

あと現在放映中の大河ドラマにちなみ「浅井長政夫人像(お市の方)」も展示。
あの有名な肖像画は高野山の塔頭「持明院」の所蔵だったのですね。

ただし、実物は計6日のみの限定公開。一日違いでその期間から外れていたこの日はレプリカの展示でした。残る会期では9/23~25に予定されていますので「是非ともこの目で見たい!」という方はどうぞお見逃しのなきように (^_-)-☆




03P1170006霊宝館

霊宝館の入口。
左側に見える白壁の建物が新収蔵庫で、正面の玄関の奥に紫雲殿、さらに右側に放光閣の3つの建物が渡り廊下で繋がっています(館内図はこちらを参照 のこと)。




04P1170003霊宝館ゆりS
(この画像の拡大表示は こちらをクリック のこと)

こちらは中庭の紫雲殿前に咲いていたユリと萩。






05P1170007小坊主ベンチ

こちらは霊宝館の前にあったベンチですが、お勤めに疲れた小坊主さんが木魚を枕に居眠り…という感じのオブジェがユーモラスで愛らしい。





06P1170009本部

霊宝館から金剛峯寺の方へ戻る道すがらの大師教会本部。
ここの門をくぐってすぐ左手には弁天堂と池があります。




07P1170012弁財天池



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(この画像の拡大表示は こちらをクリック のこと)

池の水面を覆う睡蓮の花。
壇上伽藍にも「蓮池」と呼ばれる池があるのですが実際には蓮はなく、むしろこちらの方が蓮池と呼ぶにふさわしい風景だったりします(睡蓮と蓮は違いますが)。



さて、そんなこんなで9時頃から始めた高野山散策も11時半になり、そろそろ昼食タイム。

せっかく高野山に来ているので「ここは一つ精進料理など…」と思ったのですが、宿坊などでいただける本格的な精進料理は概ね事前予約要で、予定のはっきりしない思いつきの日帰り旅では中々利用しづらいものが…。

ということで、今回は気軽に精進料理のいただけるという こちらのお店 へ。
11時半の開店から5分ほど遅れて着きましたが、なんとか最後のテーブルに収まることができました。食事を終えて外へ出たら結構行列もできていましたし、本当にぎりぎりセーフだったみたいです (^_^;)

で、肝心のいただいたお料理はこちら。




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胡麻豆腐湯葉巻揚げ(1260円)
画面上の左から粟麩田楽、胡麻豆腐、湯葉巻揚げ
下が麦入り大豆ご飯、香の物、吸物





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湯葉巻揚げは胡麻豆腐を湯葉で巻いて揚げたものに出汁がかかったものですが、中の胡麻豆腐がトロトロになっていてクリームコロッケのような食感。これが最高に美味しかったですね。

それと麦入り大豆ご飯というのがどんなものかとちょっと心配だったのですが、醤油の味付けが効いていてこれも中々イケましたし、トータルで見ても肉っけなしとは思えない満足感。ただ、男性にはちょっとボリューム不足に感じられるかもしれませんね(他にもいろいろありましたのでメニューのランクアップや追加で適宜調整を)。



さて、昼食後には少し高野山を離れて某所に行ったのですが、そちらは先日の台風の影響で現在も通行止めが続くなど現時点でご紹介するのはどうかとも思いますので、また日を改めまして後日に。


ということで、高野山の最後の〆と言えばやはり奥の院でしょうね。
奥の院については以前少しご紹介しましたので、今回はあの時見落としたあの方のお墓を!(^^ゞ




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崇源夫人…と言ってもピンと来ないかもしれませんが、しっかりカッコ書きもされていますので、もうおわかりですよね。現在放映中のNHK大河ドラマのヒロイン「江」の供養塔がここ奥の院にあり、しかも山内で最も大きな一番石塔だったというのはこれまで意外に知られていませんでしたが…。




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さすがに現在奥の院で一番の人気スポットとあって、石段にも仮設の手すりが設けられるほど。




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一番石塔というだけあって間近で見るとかなりの迫力。
ギャラリーが多くてこれ以上引けなかったこともあり、画面にかろうじて収まったという感じです (^_^;)




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それにしても、お墓というのは概ね祀られている故人本人よりも、それを建立した人間の威勢が偲ばれるものだと思っているので、それは三代将軍家光の力を持ってすればさもありなんと思いきや、実はこれを建立したのは二男の忠長。

江の手許でその愛を一身に受けて育った愛息が、供養塔という世にはっきりと形を残せるものを盛大に建立したのは、一天の曇りもない孝養心のゆえか、あるいは兄家光への当て付けか…。この兄弟をめぐる葛藤も今年のドラマの見所になるかと思っていたのですが、どうやら時間切れスルーとなりそうな雲行きで… (-_-;)




また、江の供養塔のすぐお隣には千姫の墓所も営まれています。



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こちらは今月末に例の有名子役ちゃんの再登板もあるようで、もう一度勢いを取り戻せるかどうかの最後の頼みの綱…。しかし、戦国三英傑物で数字的にここまで苦戦することになろうとは、誰も予想できなかったでしょうね…(^_^;)


でもまあ、今年は対岸の火事とどうでもいい話でしたが、来年はちょっとそうも行かないか…。というわけで、来年の『平清盛』で大きなキーパーソンとなりそうなこの方のお墓にもお参りしておきましょう。




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高野山の塔頭「不動院」にある美福門院の御陵。




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(この画像の拡大表示は こちらをクリック のこと)





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京都にある鳥羽院や愛息・近衛天皇の御陵から遠く離れた、しかも女人禁制の敷かれていたここ高野山の地に、その戒を破ってまでも一人葬られることを望んだ彼女の真意は…。

そこの所が美福門院藤原得子という女性に強く惹かれるキーでもあるのですが、さすがにドラマではスルーされるでしょうね (^_^;)



【撮影日:平成23年8月16日】



《メモ》
  高野山霊宝館
   和歌山県伊都郡高野町高野山306
   TEL:0736-56-2029
   拝観時間… 8:30-17:30(11~4月は17:00まで)
   拝観料…一般600円、高校・大学生350円、小中学生250円



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