四季彩綴り

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高岡大仏と瑞龍寺

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  1. 北陸
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  3. / コメント:2

 
富山市内で一泊して翌9日は高岡市へ。
まずは日本三大仏の一つに挙げられる高岡大仏を参拝しました。




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日本三大仏とは一に奈良の大仏、二に鎌倉大仏、そして三にこちらの高岡大仏。
ただ、三番目については戦前には神戸の兵庫大仏が挙げられていたのが、第二次大戦中に金属供出で鋳潰されたことから、その後は事実上空位になっており、現在は複数の「自称」が並び立っている状態のようです。とはいえ、奈良の東大寺 はもちろんのこと、鎌倉の高徳院 も昨年末に訪ねておりますので、これでいちおう三大仏制覇ということに (^o^)/





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高岡に大仏が最初に建立されたのは鎌倉時代の承久3年(1221)。
承久の乱の起きたまさにその年ですが、この時には木造の大仏で、氷見市との県境に跨る二上山(ふたがみやま)の麓に建てられたとか。

その後、江戸時代に入り移転されますが、焼失と再建を繰り返し、明治40年(1907)に現在の銅造の大仏の再建に着手。26年もの歳月を経て昭和8年(1933)に開眼供養が行われ、ようやく完成に至ったと言います。





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『鎌倉や御仏なれど釈迦牟尼は美男におはす夏木立ちかな』
と、かの与謝野晶子も「鎌倉大仏より一段と美男」と評したという端正な面立ち。




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なお、大仏の台座の下は回廊になっており、そこには明治時代に焼失した先代の大仏の奇跡的に焼け残った御尊顔も安置されていました。

現在は高さ15m超の銅造仏ですが、先代はこの三分の一以下のサイズの木造の丈六仏に漆塗りが施されていたようです。



ということで、高岡大仏にお参りした後は多くの国宝建造物を有する瑞龍寺へ。





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加賀藩二代藩主前田利常が先代の前田利長の菩提寺として建立したとされる瑞龍寺。
前田利長は豊臣政権期の五大老の一人前田利家の嫡男として生まれ加賀藩初代藩主となりましたが、跡継ぎの男子がいなかったため異母弟の利常を養嗣子に迎え隠居。晩年は高岡城で過ごし慶長19年(1614)に享年53歳で亡くなっています。





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瑞龍寺への参道「八丁道」の途中にある前田利長像。
そして、彼が慶長14年(1609)年にこの地に城を築いてからちょうど400年を迎えた平成21年(2009)にはこんなゆるキャラが誕生しました。





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その名もまんまの「利長くん」。
自販機のラッピングにまで登場していますが、当のご本人(?)は瑞龍寺の門前でPR活動中でした。





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気軽に握手や記念撮影にも応じてくれるなど、中々親しみやすいキャラクターですね。
なお、利長くんの大兜にもあしらわれている梅鉢紋は加賀前田家の家紋。
瑞龍寺でも各所にあしらわれています。




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それはさておき、瑞龍寺は禅宗寺院ですので、伽藍の配置も人体になぞらえて行われており、その中心をなす山門、仏殿、法堂の3つがいずれも国宝に指定されています。





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総門をくぐるとまずは山門。





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(この画像の拡大表示は こちらをクリック のこと)

真下から見上げると凄い迫力です。




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赤ら顔の阿吽の仁王様がまた勇ましい。





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(この画像の拡大表示は こちらをクリック のこと)

山門をくぐると目の前に現れるのは仏殿。
パンフレットなどにも使われている瑞龍寺を代表する建物です。





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(この画像の拡大表示は こちらをクリック のこと)

少し角度を変えて右斜めから。
緑の芝生がまた美しい。





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大伽藍を左右対称に取り囲む回廊。





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さて、仏殿の内部に入ってみると…





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仏様の頭上に下がっているのは蓮の繊維と絹で織られたと言われる天蓋。




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祀られている仏像は約300年前に中国から伝来したと言われる本尊の釈迦如来と脇仏の文殊菩薩・普賢菩薩の三尊です。






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再び回廊に戻りまして、こちらは法堂の隣にある「大茶堂」と呼ばれる建物。
全国でもここ瑞龍寺にしか存在しない特異な建物のようで、寺院建築には珍しい土蔵造りの手法を用い、火災時には自身から隣接の建物への延焼を防ぐと共に、逆に他の建物からの類焼もここで食い止める防火壁の役割も担っているそうです。




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(この画像の拡大表示は こちらをクリック のこと)

回廊をぐるっと回って来て、右が先ほどの仏殿で、左が法堂。





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僧堂の前に掛る魚梆(かいぱん)。
僧堂は僧が座禅修行を行う建物ですが、座禅のみの場合は禅堂、食事等の修行も合わせて行う場合を僧堂と区別されているのだとか。

国の重要文化財に指定されている禅堂及び僧堂は全国に三棟あり、その一つがここ瑞龍寺の僧堂で、残り二つは京都の東福寺と萬福寺の禅堂だそうです。




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出発点の山門を内側から。

禅宗寺院ということで、京都の大寺院に似た重厚さを偲ばせながらも、そこは加賀百万石の大大名が建てたとあってとてもスケールの大きなお寺。
雲一つない青空の下だったことも手伝って、より奥行を感じられる広さにお寺に詣でているというより、まるでピクニックにでも来ているような解放感もありました。





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広い境内を歩き回ってちょっと小腹が減ったので、門前の茶店で小休止。
お善哉をいただきましたが、とても立派な塗り物のお膳に載って出て来たので、ちょっとビックリしました (^_^;)




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茶店の前にも利長くんと正室の永姫ちゃんの愛らしいツーショットパネルが。





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そうそう、参道を駐車場へ向かっている途中、たまたま見つけたカエル。
保護色みたいになっていて、ちょっとわかりづらいですけどね。





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参道の八丁道を瑞龍寺の反対方向へ歩いて行くと利長くんの墓所があるそうですが、ちょっと時間も押して来たのでパス。瑞龍寺内にある石廟も見逃していましたし、つくづくこの時代の人物への愛は薄いなあ~ (^_^;)


【撮影日:平成23年10月9日】



《メモ》
  高岡大仏(大佛寺) 【地図】
   富山県高岡市大手町11-29
   TEL:0766-23-9156
   拝観自由、台座下回廊の拝観は6:00~18:00

  高岡山 瑞龍寺 【地図】
   富山県高岡市関本町35
   TEL:0766-22-0179
   拝観料… 一般500円、中高生200円、小学生100円
   拝観時間… 9:00-16:30





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comment

  1. 2011/11/08(火) 20:00:04 |
  2. URL |
  3. 手鞠
  4. [ 編集 ]
Natsuさん、こんばんは~♪
今回も二日ぐらい前に決めて、突撃して参りました (^_^;)

始めは前夜の車中泊のみの日帰りでいいかとも思っていたのですが、ギリギリながら富山市内で宿が取れましたので、一泊して高岡にも寄ることができました。

瑞龍寺の芝生、本当に綺麗ですよね。
今回は晴天にも恵まれて、いっそう緑が眩しいほどでした (^-^)

お久しぶりです♪

  1. 2011/11/07(月) 23:12:17 |
  2. URL |
  3. Natsu
  4. [ 編集 ]
手鞠さん、こんばんは。
富山にいらしていたのですね。瑞龍寺、私も好きです。青々とした芝生がきれいなんですよね。記事を読んだら、また行きたくなりました(^-^)

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