四季彩綴り

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成らぬはずの木に生る果実

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  1. 京都・洛南
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奈良の般若寺を訪ねた後、久しぶりに木津まで足を伸ばしてみました。




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奈良との県境に近い京都府の木津にある安福寺。
平清盛の五男で、南都焼討という大罪を犯しこの地で処刑された平重衡の鎮魂のために建てられたというお寺です。
詳しくは 以前の訪問記事 に記しておりますので、そちらをご参照くださいませ。




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本堂に祀られる本尊は重衡処刑時の引導仏と伝わる阿弥陀如来座像。
そのお姿については こちらの記事 にアップしておりますのでご参照のこと。




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門をくぐってすぐ左手にある平重衡の供養塔。
5年前と違うところは、手前の「平重衡卿之墓」の文字がちょっと読み取れないぐらいに薄くなってしまっています (^_^;)




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そして、塔の前に掲げられた塔婆の文字は「827回忌」に。
平家滅亡と同じ年ですので、屋島や壇ノ浦の戦いで命を落とした人々も皆、そろって827回忌を迎えたことになります。




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さて、この時期に木津を訪れたのは、あることを確かめるためでもありました。
それは「不成柿(ならずがき)」に柿の実は生るのか?




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噂通りオレンジ色の柿の実がたわわに実っていました。

伝承では重衡の死を悼み、地元の民が柿の木を植えたものの、一向に実がつかなかったことから「不成柿」と呼ばれていたようですが…。

実際のところは戦後の土地整備で場所が移転されており、その時に柿の木も別の木に植え替えられ、現在のものは名前のみ引き継いだ別物という話です。




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しかしまあ、考えようによっては、800年という長い歳月を経て、重衡の魂が安らかに鎮められた結果、柿の実も生るようになったという解釈もできるのではないかと…。安福寺で絶やさず供えられている塔婆を見て、ふとそんなことも思いました。


ということで、奇しくも5年ごとに足を運んでいる木津。
次は5年と言わず、桜咲く来春にでもまた訪ねてみますか (^-^)



【撮影日:平成23年10月16日】



《メモ》
  安福寺 【地図】
   京都府木津川市木津宮ノ裏274
   TEL:0774-72-9922
   十三重塔の見学は自由
   本尊の拝観は要予約




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