結城神社の枝垂れ梅
大阪の道明寺天満宮から西名阪道-名阪国道-東名阪道-伊勢道と乗り継いで三重県の津市へ。枝垂れ梅の名所として知られる結城神社を訪ねてみました。

どちらの幟も裏返しですみません (^_^;)
結城神社は南北朝時代に南朝方に従った武将結城宗広を祀る神社(建武中興十五社の一社)。元は塚の上に六体地蔵が安置されているだけの「結城塚」だったものを、江戸時代後期に第十代伊勢津藩主・藤堂高兌が社殿を造営して結城神社となしたもので、境内にある社宝館には後醍醐天皇の綸旨などが展示されているようです(拝観していませんので未確認)。

観梅のメインは神苑ですが、外の無料ゾーンにも立派な梅が目白押し。




本殿にお参りしていざ神苑へ(入口は向かって左手)。

神苑に入るやいなや、辺り一面がピンク色に染まるほどの密度の濃さ。

白の枝垂れ梅も負けじと咲き誇り、むせ返るような梅の香に包まれます。





こちらの神苑には枝垂れ梅が約300本、その他の梅も約100本が植えられているそうで、京都でお馴染みの城南宮の枝垂れ梅が約150本ですから倍以上。その規模の大きさに圧倒されるばかりです。
実は18日の京都行きで城南宮もいつものようにリストには入れていたのですが、途中から雨模様になってしまったのと、こちらの素晴らしさがあまりにも強く残っていたため、結局今年はスルーということにしてしまったのですよ (^_^;)

梅と椿の競演も見もの。

この椿は特に花が大きくて人の掌ほどもありました。


定番の本殿と絡めて…。

雲一つない青空に恵まれたことに感謝ですね。

降り注ぐ梅花のシャワーの下、ようやく訪れた陽春を大いに満喫させていただきました (^-^)/
《メモ》
結城神社 【地図】
三重県津市藤方2341
TEL … 059-228-4806
拝観料… 境内自由、神苑梅園:一般500円・小中学生200円
拝観時間… 9:00-16:00(梅まつり期間2月中旬~3月中旬は17時まで)