四季彩綴り

箱根大湧谷&三島梅花藻の里

00大涌谷15


  1. 関東
  2. / トラックバック:0
  3. / コメント:0

 
もう8月も終わろうというのに、相変わらずローペースで盆休み旅行をお送りしております (^^ゞ

東京から箱根へ移動した8月14日は結局一日中霧が晴れやらずで、観光もそこそこに早々にお宿へチェック・インしてのんびり休養に宛てましたが、翌15日になっても変わらずの「五里霧中」。露天風呂から霊峰・富士の威容を拝めるという話でしたのに、それも果たせず非常に残念でした。

と、そんなこんなで宿をチェック・アウトしまして向かいましたのは箱根屈指のビュースポット(?)といわれる「大湧谷」。温泉地につきものの所謂「地獄谷」の系統のものです。





01大涌谷13案内図



02大涌谷01



04大涌谷03階段

わりいあい歩きやすいように整備された遊歩道をえっちらおっちら上がりまして…





05大涌谷04石碑

「大湧谷」は約3000年前の箱根火山最後の爆発によってできた神山火口の爆裂跡で、今も岩場の合間から噴煙が立ち昇っているそうですが…





06大涌谷11



大涌谷14

いったいどれが煙で霧か区別が… (~_~;)





07大涌谷05湯

とはいえ、こんなぼやけた風景でも、辺りには強い硫黄の臭いが立ち込め、湧き溜まった湯も乳白色の典型的な硫黄泉を示しています。






08大涌谷12黒玉子

そして、この硫黄泉を利用した大湧谷の名物と言えば、玉子茶屋の黒玉子!





09大涌谷06黒玉子



10大涌谷07黒玉子

卵を詰めた籠を温泉に投入して作る普通の「ゆで卵」なのですが、ただ一つ違うのは…






11大涌谷08黒玉子

殻が墨のような真っ黒!
温泉に含まれる硫黄と鉄分が卵の殻に結びついて黒く変色しているだけで、中身はごく普通のゆで卵だそう。

「だそう…」と曖昧表現なのは、この時はお宿でいただいた朝食ブッフェで超絶満腹状態だったもので(汗)、今回は遺憾ながら実食はせず、他人様が広げてらっしゃるものをこっそり撮らせていただきました (^^;)

次回はちゃんと食べるからね~!





12大涌谷09空飛ぶ玉子

下山途中、少し視界が良くなったようでふと見上げるとスーッと横切る物体が。
どこぞの「空飛ぶだんご」ならぬこちらは「空飛ぶタマゴ」(爆)。
先ほどの玉子茶屋と麓の売店を結び、生玉子と黒玉子が行き来しているようです。





11大涌谷10キティ

その麓の売店の中に鎮座していた寄木細工キティ。
寄木細工は箱根の特産品で、開閉に一工夫を凝らした「秘密箱」が有名ですが、その秘密箱から頭を出したキティちゃんのストラップなども売られています。
なお、黒玉子キティもどこかにいたようなのですが、そちらは見逃してしまいました (^^ゞ




ということで、大湧谷見学の後は箱根の温泉地のメッカ・宮ノ下や箱根湯元などを車でめぐりつつ(もっぱら車窓観光ですが)、箱根を後にしまして三島へ。





21三島大社01

ちょうど道なりで前を通りかかった三嶋大社では、奇しくも例大祭の初日で、境内の外も内も出店がずらりと立ち並び大賑わい。
そう言えば、頼朝挙兵は正にこの祭の間隙を縫って実行されたのですよね。

車を停められる場所があれば少し見物でもと思いましたが、あいにく駐車場は満車で、周辺道路も大混雑ということで今回はそのままスルー。その替りと言ってはなんですが、ちょっと気になっていたスポットに立ち寄ってみました。





22梅花藻01入口

三島梅花藻の里。
醒ヶ井(滋賀県米原市)田君川(兵庫県・新温泉町) でも見て来たおなじみの花ですが、それらとは微妙に細部で異なっているところがあり、「ミシマバイカモ(三島梅花藻)」と独立した名称が付されています。

葉っぱの形状が違うなど専門的なことは置いておくとして、通常は5月から9月頃が花期ですが、三島梅花藻は一年中花を咲かせ(それでもやはり春から秋にかけてが最も多く咲くようですが)、また、多くは北日本や高地など寒冷地(と言わないまでも涼しい場所)に生息する中、温暖な地域の低地で育つ珍しい種類だそうです。





23梅花藻07



24梅花藻02



25梅花藻03アップ

富士山の雪解け水が長い年月を経て涌き出して来る柿田川湧水群の清らかな水に育まれる三島梅花藻は、かつては三島のいたる所で見られるありふれた花でしたが、昭和30年代頃から急激に湧水量が減り、自生しているものはほぼ絶滅状態に。

現在は、柿田川に生き残っていたものを移植して、このような形で増殖させる試みが続けられていますが、こちらの湧水池にしても冬には枯れてしまうこともあるほど水量は不足気味で、ポンプで井戸から水を汲み上げて補っているそうです。






27梅花藻06アップ



26梅花藻05アップ

暑い盛りにひと時の清涼感をもたらす梅花藻。
このままどんどん数を増やし、多くの人の目を楽しませ心癒す存在となって欲しいものですね。



【撮影日:平成22年8月15日】



《メモ》
  箱根 大湧谷 【地図】
   神奈川県足柄下郡箱根町仙石原
   TEL:0460-84-9605
   開門時間… 8:00-17:00

  三島梅花藻の里 【地図】
   静岡県三島市南本町(佐野美術館駐車場脇)
   TEL:055-971-5000
   ※見学自由ですが、施錠されていて中に入れないこともあるようです




スポンサーサイト

テーマ:散策・自然観察 - ジャンル:趣味・実用


<<初秋の伊吹山 | BLOG TOP | 霧の箱根神社>>

comment


 管理者にだけ表示を許可する
 

trackback