四季彩綴り

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夏の北信越の旅(8)-越前海岸

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  1. 北陸
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ようやく北信越の旅のレポも今回で最後となります。

日本海に沈む夕日を見ようと帰りは海岸線を行くことに。



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時間調整の意味合いもあって、少し回り道をして三国港へ。
ギラギラと太陽が照り付ける真夏の海が待ち受けていました。




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眩いばかりに輝く海。




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夕方近くでしたので決して多くはありませんでしたが、砂浜では海水浴に興じる人々も…。




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雲一つない…とは行きませんでしたが、青空の下はやはり気持ちの良いものです(そりゃあ暑いですけどね)。

この後は海岸に近い一般道を関西方面に向けて南下。



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柱石状の岩が海に迫り出す越前海岸らしい風景。





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途中には「弁慶の洗濯岩」なるスポットも。





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(この画像の拡大表示は こちらをクリック のこと)

目の前に広がるのは海蝕を受けて凹凸のできた奇岩。
壇ノ浦で平家を滅ぼした後、兄の頼朝の不興を買い追われる身となった源義経と弁慶主従一行が、奥州へ逃れる途中にこの地に立ち寄り、この洗濯板のような岩で洗濯をして休息したといわれているとか。




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まあ、さすがにこの巨岩群を洗濯板替りに…というのは、いくら超人キャラで通る弁慶でも誇張が過ぎると言うものですが、この岩場に身を潜めつつ休息を取った可能性はなきしもあらずで…。




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お次はこれも越前海岸を代表する景勝地の「呼鳥門(こちょうもん)」。
風と波の侵食によって作り出された洞穴で、以前はここを国道が通っていましたが、岩の風化に伴う崩落が頻発したことから山側にトンネルが新設され、現在は通り抜けはできない代わりに「呼鳥門園地」という公園に整備されています。





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ところで、その呼鳥門の近くにあった神社。






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「水仙廼社」と刻まれていますが、ここには越前水仙の由来にまつわる伝承が残されています。





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(この画像はクリックで拡大表示可)

その昔、武士の家に生まれた一郎太と次郎太という仲の良い兄弟がおり、兄の一郎太は父と共にある戦に出陣し、弟の次郎太は残って家を守っていましたが、戦が終わっても父も兄も戻らず、たった一人となった次郎太は、ある日、海岸で溺れる娘を救って手厚く介抱し、「仙」と名付けて共に暮らすようになりました。

ところが、それからしばらくして死んだものと思っていた兄の一郎太が戦から戻って来て、そこから運命が狂い始めます。共に仙を想うようになった一郎太と次郎太は、やがて些細なことから互いに刃を向け合い、揉み合ううちに嵐の海に落ちて行方知れずに。そのことに責任を感じた仙は自分の命と引き換えに二人を救って欲しいと念じて、荒れ狂う海に身を投じたのでした。

嵐がおさまった翌日、この海岸に白い6枚の花びらを付けた名も知らぬ花が流れ着き、その可憐な姿を見て仙の化身に違いないと感じた村人は、海の見える山肌にその花を植え、それから毎年、仙が身を投げたのと同じ冬の寒い時期に辺り一面に咲き乱れるようになり、村人達は「水仙」と呼ぶようになったというのがこのお話の顛末です。

そして、兄の一郎太が出陣した戦というのが、平安時代末期、木曾義仲が打倒平家を目指し京へ攻め上って行った戦であり、思いがけずここでまた源平ゆかりのスポットに行き合ったのでした。



ということで、そろそろ日没の時刻に。


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残念ながら水平線の上に雲があり、海に沈む夕日は見ることができませんでしたが、茜色に染まった空がとても綺麗でした。





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夕日に照らされ紅く染まる雲は積乱雲のようでちょっと不気味。




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いろいろあった3日間でしたが、土砂降りからピーカンまで、季節がちょうど梅雨から真夏に移り変わる境目を体感するような旅となりました。
さあて、次はどこへ向かうかな? (^-^)/

【撮影日:平成24年7月16日】



《メモ》
  弁慶の洗濯岩 【地図】
   福井市小丹生町

  呼鳥門 【地図】
   福井県丹生郡越前町梨子ヶ平




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