四季彩綴り

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夏の東路の旅(7)黒部峡谷-前編

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  1. 北陸
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さて、長々とお送りして参りました(回数はそう多い方ではありませんが更新が遅くて)お盆休みの旅レポもいよいよ最終章へ!
画像枚数の関係上、前後編に分けましたので次回で完結の予定です。


さて、白馬岩岳スキー場をお昼前に出て、そこから北上して北陸周りで帰阪というのは当初からの予定でしたが、今年のお盆休みは高速道路の休日割引が暦通りの土日のみで、この日は水曜日。深夜割引の適用を受けるためにも午前0時を越してから高速道路を降りなくてはいけないのですが、あいにくの天候で白馬近辺で他の立ち寄り所は思い浮かばず、いろいろ考えをめぐらせるうちに、急遽「黒部峡谷のトロッコに乗りに行こう!」ということに。

とりあえずトロッコの始発駅・宇奈月へ向かいましたが、到着したのが午後1時半すぎ。何の下調べもしていなかったので、トロッコの乗車時間が片道1時間以上のロングランということも知らず、往復を考えると本当にギリギリの時間帯でした (^_^;)

宇奈月14:14発の便で終点の欅平には15:36着。
この日はさすがにお盆休み中ということで観光客も多く、帰り便が気になるところでしたが、最悪、最終便に乗り漏れても臨時便が出るという説明でしたのでともかく行ってみることにしました。




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トロッコ入線。
宇奈月駅は始発駅なので進行方向は逆になります。

ところで黒部峡谷のトロッコは 三種類の客車 があり、運賃のみで乗れる窓なし開放型の普通客車、アップ料金が発生する窓付の特別客車(片道360円プラス)、そして、窓付の上にシートもやや余裕のあるリラックス客車(片道520円プラス)。




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こちらが普通客車ですが、背もたれなしの4人掛け長椅子仕様。
特別客車は背もたれありの対面シート型、リラックス客車は背もたれありで全席進行方向に転換できるタイプになっています。

窓付でもクーラーがかかるわけではないので暑さは変わりませんが、背もたれのあるなしは1時間超の乗車を考えると大きいかもしれません。それに雨の日や気温の低い日も窓付の方が無難だろうと思います。

ただし、乗車便によって連結される種類がまちまちで、今回乗った便では普通車とリラックス車の編成でしたが、普通車は既に完売になっていましたので割高のリラックス車の一択に。一便遅らせることも考えましたが、欅平到着が16:18ではますます帰りが心配…ということで、奮発して宇奈月14:14発に乗り込むこととなりました。

なお、乗車券であらかじめ乗る車両は指定されていますが、その車両内での座席指定はありませんので自由。宇奈月からの往路は基本、進行方向に向かって右側に見どころが多いようで混雑時は席確保が大変なようですが、午後遅い便だったこともありリラックス客車はガラガラ。左右どちらでも選び放題という状態でした (^_^;)





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ということで、いざ出発!
以下、走行中の車内からの撮影ゆえ、手ブレ&被写体ブレ頻発でお見苦しい点も多々ありますが、どうぞご容赦のほどを m(__)m





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出発して最初に渡る「新山彦橋(しんやまびこばし)」。
この画像では見づらいですが、奥にもう一本橋がありましてそちらが「旧山彦橋」。
鉄橋を渡るトロッコの音が反響して、宇奈月の温泉街まで「やまびこ」のように聞こえて来ることからその名がついたとか。鉄橋の鮮やかな赤がひときわ目を引きますが、約20kmに及ぶ路線上に計21ある鉄橋のうち、このような赤い色の橋は他にもいくつか出て来ます。





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宇奈月ダムのダム湖。
早速ここでも赤の鉄橋が登場。
お天気が良ければ水面がヒスイ色に見えるそうですが、あいにくの曇天と雨で増水していたせいもあってイマイチ冴えない色でした。





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トロッコはどんどん山の奥へと進んで行きます。





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峡谷には所々に吊り橋が架かっていますが、この手前側の一本は「猿専用」。
人工のダム湖を作るにあたり、野生の猿が対岸へ移動できなくなるのを防ぐために架けられたものだそうです。





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緑の木々の中に何やら赤いものが見えていますが…




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赤いべべ着た「仏石」。
黒部峡谷沿いにはいくつか温泉地があるのですが、そうした温泉場へ向かう湯治客の休憩所となる茶屋がかつてこの近くにあり、入山者が安全を祈願していたと伝えられています。





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黒薙駅に到着。
トロッコは基本単線なので途中の駅々ですれ違うための時間待ちなどもあります。





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黒薙駅を出てすぐのところに架かる水色の鉄橋が「後曳橋(あとびきばし)」(手前の駅の柵と重なって見にくいですが)。





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沿線で最も険峻な谷(高さ60m、長さ64m)に架かる橋で、あまりの谷の深さに思わず後ろに引き下がるほど…という意味で名付けられたようです。





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その後曳橋上から谷側の風景。





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山側にはコンクリート製の水路橋が見えます。
これはダムの水を発電所に送るためのものです。





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続いて「出し平ダム」。
ダム湖に堆積した砂を排出するための「排砂ゲート」を備えた日本最初のダムだそうです。





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出六峰(だしろっぽう)。
6つの峰が背を競い合うようにそそり立っている岩山です。





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黒部川第二発電所が見えて来ました。





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第二発電所の向こうにそそりたつ絶壁が「ねずみ返しの岸壁」。





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高さ200mの大岸壁は猫に追われたネズミですら登れず引き返したというほどの急峻な崖。そして、そのネズミを追いかけていた猫ももちろん登れず、あえなく引き返して来た場所が





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「猫又」。
中々洒落たネーミングでございますね (^_^;)





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こちらの猫又駅でも対向車と擦れ違い。
普通客車の皆さんも一斉にカメラを構えています (^^ゞ





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緑いっぱいの車窓の風景が錦秋に彩られるのも、もう間もなくのことでしょうか。





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緑の木々と剥き出しの岩場。
急峻な岩壁部分を見ていると、こんな地盤に木が生えているのが少し不思議に思えて来ます。





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ということで、途中、大部分の観光客が降車する鐘釣駅を経て、終点の欅平駅に到着。





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ここからの探検記(笑)は後編でお送りいたしますのでしばしお待ちを (^o^)/

【撮影日:平成24年8月15日】


《メモ》
  黒部峡谷鉄道(宇奈月駅) 【地図】
    富山県黒部市黒部峡谷口11
   TEL:0765-62-1011(9:10~17:00)






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