神戸市立森林植物園
あっという間に梅雨明けとなり、凄まじい猛暑が続いている昨今 (-_-;)
今さら紫陽花というのも時期外れの感が否めませんが、山の方へ行けばまだまだ見頃旬のスポットも。
その中から今回は関西屈指の規模を誇る神戸市立森林植物園をご紹介します。

訪れましたのは6月の末日。
例年のこちらの見頃は7月に入ってからですので、まだ少し早いだろうと思ったのですが、意外や、ほとんど見頃の域に達しておりました。

若干色づきの薄いものもありましたが、下界の紫陽花スポット同様、だいたい1週間~10日ぐらい早い進行になりましょうか。

とりわけ、こちらのピンクというより赤紫の花は色鮮やかさで群を抜いていました。

白・ピンク・青の三種盛。
それぞれの色の対比でより際立ちます。

二人(?)ばかり違う子が混じっていますね (^_^;)

今年は中々お目にかかれなかったオタフクアジサイ。
これは遅咲きになるのか、まだまだ色づきが薄かったですね。

ガクアジサイも花盛り。

涼しげな濃いブルー。

これはパステル調?

ピンクも愛らしい。

七段花(ホシアジサイ)。
前日に 大原三千院 でも見かけましたが、六甲山系で発見・採取されたものが各地に広まったそうですから、こちらが本家本元です。

これも七段花と似たような形状ですが、色が濃いですし、また別の種類でしょうか。

白のアナベル。
これもまだ少し緑がかっていて、真っ白ではありませんでしたね。

ちょっと変わり種の紫陽花。
名前はわからないのですが、ガクアジサイが球状にまとまったような感じに見えました。
ということで、紫陽花はこのくらいにして、奥の長谷池へ。

池の水面は睡蓮の葉がびっしり。


しかし、お昼を回ってからでしたので、よく開いているのでもこのくらい。
後はほとんど閉じてしまっていました。


これはこれで面白い形ですけどね。

そして、森林植物園にはカモシカ園もあります。

王子動物園所属のカモシカがここで3頭飼育されているそうですが、この日見かけたのはこの子だけ。暑さでバテているのか、ずっとこのままの状態でした。

再び池廻りに戻って、この小さなピンクの花は夏萩?


水面への映り込みも曇天で弱いながらも見ることができました。
ここは紅葉の頃がいいだろうな。

紅葉といえばこれも紅葉でしょうね。

こちらは紅葉ではありませんが、真っ赤な金宝樹(キンポウジュ)。
というよりは、英名「Bottle brush」、「ブラシの木」という呼び名の方が一般的でしょうね。

そして、こちらでも沙羅の花が咲いていました。

といっても、一般的な夏椿ではなく「高麗沙羅」と呼ばれるもの。
花びらに赤い紋が入るのが特徴です。
ということで、結構広い園内を一回りして小腹が減ったので、帰り際にちょいとスィーツタイム。

園内で売られていたあじさいもち。
関西風の道明寺の桜餅の紫陽花バージョンですが、見た目にも涼やかで、大変美味しく頂戴しました (^-^)
《メモ》
神戸市立森林植物園 【地図】
神戸市北区山田町上谷上字長尾1-2
TEL:078-591-0253
入園料 … 一般300円、小中学生150円
開園時間… 9:00-17:00(入園は16:30まで)
休園日 …毎週水曜日、12/29-1/3