四季彩綴り

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滝口寺の紅葉

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  1. 嵐山
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二尊院からさらに奥嵯峨へ進み、滝口寺へやって参りました。



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山門の手前からもわずかに垣間見える紅葉は色鮮やか。




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門のすぐ先にあるのが新田義貞の首塚ですが、ここにも紅葉の彩りが添えられていました。





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本堂に向かう石段の紅葉は最盛期に。
全体には黄色がちですが、そこに合わさる紅葉のまた美しいこと。





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黄葉の中にまるで突然変異したように一部分だけ真っ赤に。




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同じ枝から分かれているのになぜそこだけ?





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さて、石段を上り詰めると本堂はそこに。





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決して紅葉に埋もれる…というほどではありませんが、実はこれも計算された配置なのですよね。





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(この画像の拡大表示は こちらをクリック のこと)

本堂の中から眺めるとこの通り。
まるで絵のようにバランスよく紅葉があしらわれています。
一面真っ赤ではなく、緑と紅葉が互いに引き立て合う構図。


そして、この美しい風景は他の誰のためでもない、このお二方のためのもの。





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滝口入道(右)と横笛(左)の木像。
『平家物語』の中では結ばれえなかった恋人たちも、今はこうして移ろう季節を共に静かに見つめています。


滝口入道こと斎藤時頼は平重盛に仕えた侍で、宮中を警護する滝口武者でしたが、やがて建礼門院に仕える雑仕女の横笛と恋仲に。しかし、身分違いから父親から猛反対され、恋と主君(重盛)への忠孝との板挟みから逃れるように、ここ嵯峨の往生院にて出家してしまいます。

置き去りにされた横笛は必死に行方を探し回り、ようやくここを尋ね当てますが門前払いされ、その後、時頼は女人禁制の高野山へ移ります。それからまたしばらくして、横笛が奈良の法華寺で出家したと伝え聞いた時頼は、横笛の元に一首の歌を送ったと言います。

「そるまでは 怨みしかとも 梓弓
   まことの道に 入るぞ嬉しき」

横笛の返歌
「そるとても 何か恨みむ 梓弓
   引きとどむべき 心ならねば」

なお、このエピソードには諸説あり、横笛は法華寺で亡くなったするもの、世をはかなんで入水したとするもの、あるいは高野山まで追いかけて行き、山麓の天野の里で庵を結び19歳で病で亡くなったというものも。こちらの方も高野山詣での折に訪ねておりますので、いずれまたの機会にご紹介したいと思います。





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本堂の南側には小松内大臣・平重盛を祀る小松堂が。





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竹藪の中に埋もれるようにひっそりと佇んでいますが、ここから先の道は閉ざされています。





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さて、本堂の真ん前に建つ十三重石塔は平家供養塔。
背後に紅葉、手前には山茶花の花も。





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そして、本堂を背にしてさらに茂みをかき分けるように奥へ進み





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裏側に回ると供養塔に掛かる紅葉がいっそう鮮やかに。




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で、さらにまた奥へ進んで行くと、何と!小松堂の前に出ました。
これまで何度か訪れていますが、こんなふうに回り込めば、そばまで行けたことに初めて気づきました (^_^;)




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小松堂の前から再び供養塔を。

そして、もう一つ、帰り道に見どころが!





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手前の散り紅葉も美しいですが、さらにその先に注目!





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木々の狭間から垣間見えるのは山門の上の紅葉。





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ここまでズームすればわかりますよね(ボケも目立ちますが)。
赤・オレンジ・黄のグラデーションが流れる滝のように降り注ぐ光景がとても美しくて、少々足場の悪いところながら(汗)、しばらく見入ってしまいました。





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塀の向こうは祇王寺さんの紅葉。
この日は見頃にまだ少し早いだろうと思ったのと、あまりの人の多さにたじろいで、結局寄りませんでしたが。





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滝口寺の入口にはこのような立札が立っています。




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受付を通る前に門前の写真を撮ろうとカメラを構えたら、脱兎のごとく出て来られた受付の方からも注意を受けました。

祇王寺の盛況ぶりと比較するとやむを得ないのかもしれませんが、始めからこちらを拝観するつもりで足を運んだ者としては、せっかく心に響く紅葉に出会えたのに、わずかながら蟠りも残りました。

【撮影日:平成25年11月24日】


《メモ》
  滝口寺 【地図】
   京都市右京区嵯峨亀山町10-4
   TEL:075-871-3929
   拝観料… 一般300円、中高生200円、小人50円
   拝観時間… 9:00-17:00


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テーマ:紅葉 - ジャンル:旅行


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