四季彩綴り

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雪の浄瑠璃寺

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  1. 京都・府内
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立地的には奈良と思ってしまいがちですが、実は京都府内にある浄瑠璃寺。
少々アクセスが不便ということもあり、かなり久しぶりの再訪です(以前の記事は こちら )。




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前日に24年ぶりの大雪に見舞われた奈良から目と鼻の先ということで、こちらもかなりの積雪。
ここは雪かきされていたので普通に歩けましたが、駐車場の辺りはほとんど水たまりのようなシャベシャベの雪に覆われていて、やっぱり大変でした (^_^;)





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参道には南天の赤い実があちらこちらに。





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そして、黄金色の蝋梅。





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満開の蝋梅はむせ返るような芳香を漂わせていました。





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蝋細工を思わせる光沢のある花。
通常「蝋梅」は花びらの中心部が暗紅紫色(あんこうししょく)になっているものを差し、このように黄色一色のものは「素心蝋梅」と呼んで区別しています。

でも、近頃よく見かけるのはこちらのタイプかも。




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その蝋梅の背後には満開に近い馬酔木も。





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こちらの参道には多くの馬酔木が植えられていますが、実は他はまだ蕾ばかりで、花を咲かせていたのはこの木だけ。馬酔木にも早咲きと遅咲きがあるのでしょうか。




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その馬酔木の上にも所々雪が載っていました。





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少し脇に外れて、こちらは参道途中にあるお食事処への通路に当たる場所。質素な土塀の上に雪が載り、その向こうに南天の赤い実と、中々風情があります。





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紅葉した南天の葉と実。
多くの葉が緑の中、ほんの一部の葉が赤くなるのは不思議ですね。





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再び参道に戻りまして山門。
瓦屋根の上に雪が分厚く積もっています。





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山門の前に置かれた葉牡丹も雪に埋もれていましたが、雪の白さとの対比でいっそう赤紫の色が鮮やかに。






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さて、山門をくぐり中へ。
この辺りはまだ雪が少ないように見えましたが、






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庭園に入るとこの通り。
融けそうで融けきらない雪というのがまた厄介なもので、ここは長靴がベストですね。





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9体の阿弥陀像を安置するこちらの本堂は国宝。
平安時代後期にはこうした九体阿弥陀堂が数多く造営されたようですが、現存するのはここ浄瑠璃寺の本堂のみだとか。

そして、この本堂の前に広がるのが…






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(この画像の拡大表示は こちらをクリック のこと)

梵字の阿字をかたどったと云われる宝池を中心とする浄土式庭園。






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その中でひときわ存在感を放つのが国宝の三重塔。
塔の中には現世の苦しみを取り除く仏・薬師如来が安置されており、あちら側が「此岸」、阿弥陀如来の鎮座する本堂のあるこちら側が「彼岸」ということになります。


こちらの三重塔は『浄瑠璃寺流記事』によれば、治承2年(1178)に京都の一条大宮から移建したとあるようですが、それがどこの寺院のものであったかは不明。

一説に興福寺別当・恵信が浄瑠璃寺に入寺して伽藍や庭園を整備したとあり、その恵信の父は藤原忠通。忠通本人はこの頃には既に亡くなっていますが、これだけの事業となれば摂関家の後ろ盾なくしては難しいでしょうから、藤原氏ゆかりのどこかの寺から移築と考えるのが妥当なところでしょうか。

ちなみに治承2年といえば年末に安徳天皇が誕生し、平家の栄華が絶頂を迎えた頃。言い換えれば、凋落の影がすぐそこまで迫っていた時期でもあり、そんな激動の時代を見て来た塔だと思うと感慨深いものがあります。





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三重塔と阿弥陀堂のそれぞれの本尊を結ぶ線上に立石が配されています。
そして、この立石の右側に目を向けると





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弁財天を祀る祠が建つ中島があります。




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まるで結界のように雪の輪ができているのもどこか神秘的です。


ということで、池をぐるっと一回りすることに。



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本堂を横から。
散策路はそれなりに人の往来があり、下の土と混じりあって雪も茶色っぽくなっていました。
足を踏み入れていない場所との差が歴然です。





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本堂をもみじの木越しに。
一度、錦秋に訪ねたいと思いながら、未だ実現しておりません (^_^;)





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三重塔への道筋は倒木で塞がれていました。
雪の重みで折れてしまったのでしょうか。





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倒木の手前から三重塔を。
足元の白に塔の朱色が映えますね。





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そして、池越しに本堂を。
先ほどとは逆に現世から来世・西方浄土を眺めていることになります。





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三重塔を真下から。
こちらの石段は閉鎖されていましたので、塔のそばへは先ほどの道からということのようです。





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(この画像の拡大表示は こちらをクリック のこと)

塔の前から再び本堂の阿弥陀堂を。
思わず手を合わせたくなる風景です。





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ということで、そろそろお暇を。





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静謐な佇まいの雪の浄瑠璃寺は格別でしたが、同時に「秋の紅葉を愛でに再訪せねば!」との思いも強くしました (^_^;)

【撮影日:平成26年2月15日】


《メモ》
  浄瑠璃寺 【地図】
   京都府木津川市加茂町西小札場40
   TEL:0774-76-2390
   拝観料… 庭園自由、本堂拝観300円
   拝観時間… 9:00-17:00(12~2月は16時まで)


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