京都御苑の紅葉
洛北の蓮華寺を後にして、往きと同様、三宅八幡駅より叡山電車で出町柳に出て、そこから徒歩で京都御苑へ向かうことに。

御苑の東北に隣接する梨木神社。
つい先だって萩の花を見に来たこの社でも紅葉が旬を迎えつつありました。

名水「染井」の手水舎の背後には黄金色に輝く銀杏の木が。

屋根瓦に降り積もる散り銀杏も風情があります。

境内では拝殿が工事中ですが、本殿へのお参りはできます。


萩の葉も少し黄葉していました。


続いて、清和院御門より御苑の中へ。
門の向こうに見えるのは大宮御所の紅葉。

正確には黄葉ですが、背景の青空ともよくマッチしてゴージャスな印象です。
この塀の向こうは事前申し込みなしでは入ることができない聖域ですが、外にこぼれ出ているこの姿を見るにつけ、中にはさぞかし素晴らしい風景が広がっているのでしょうね。
とはいえ、一般の出入り自由の苑内にも見所は満載で…


凝華洞跡の辺りには緋色に染まった紅葉が多く、このようなまるで炎がのたうっているかのような迫力あるトンネルも出来上がっていました。

透過光で見る紅葉はなんて美しいのでしょう!

圧巻は紅葉の向こうに見える大銀杏。

高さ24m、幹周5.28mもの大銀杏。
真下に立って見上げるとあまりの大きさに度肝を抜かれます。

足元には堆く降り積もった散り銀杏。
これが全て枝に付いていた頃の姿はさらに壮大だったのでしょうね。


そうして最後の〆は九条池。
ここにも綺麗に色づいた紅葉がありました。
折りしも土曜日ということもあり、せっかくなので拾翠亭の中にも入ってみることにしました(土曜日のみ開館)。

手前の黄葉は藤ですね。
来年は花の時期に訪ねなくては!


紅葉の色を映した池の水面には、気持ちよさげに浮かぶ多くの鴨の姿が。

綺麗な青空にも恵まれ、期待以上の美しい風景に出会うことができました (^-^)v

紅葉に勝るとも劣らない万両の赤。

しかし、一つ残念だったのは、拾翠亭の建物の周りの紅葉は既に大部分が落葉してしまっていたこと。もう一週早く訪ねていれば… (~_~;)
これは来年への持ち越しですね。

ということで、あともう一箇所続きます~♪