四季彩綴り

立山観望

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  1. 北陸
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富士山もいいですが、北アルプスの雪景色も大好物。
しかし、日本海側にあたるため、冬場は晴天率が低く中々お目にかかるのが難しいものでもあります。

なので、今回は前日の予報を見て、翌朝決行という急展開。さすがに二週続けてのお泊りは厳しいので、日帰りの強行軍となりました (^_^;)




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大阪を出発しておよそ5時間ほどで富山県内へ。
とりあえず予報通りの晴れとなりましたが、気温の上昇により霞がかかったようになり、お目当ての雪山も心持ちぼんやりと…。





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それでも、近づくにつれ、だんだんはっきりと見えるようになって来ましたので、これなら何とかなりそう?




ということで、流杉PAのスマートインターチェンジで下り、目指したのは「富山地区広域圏クリーンセンター」なる施設(写真撮り忘れで外観等の画像はなし)。いわゆるゴミ焼却場ですが、その煙突部分に併設された展望台を無料で公開されています。




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1階の受付で名前や住所地域、入室時間などを記入してエレベータで9階へ。
偏光フィルターを通して撮ったためか、ガラスに貼られたフィルムか何かが妙な色合いになってしまっていますがご容赦を。





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高さ80mということで、周りに遮るものはもちろんなく、3000m級の山々が連なる立山連峰が目の前にドーンと登場!










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若干ホワイトバランスもおかしなことになっていますが、山頂に雲がかかることもなく稜線がクッキリと!






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左の少し黒っぽく見える尖がった山が剱岳。





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その隣の真っ白な山が立山三山(立山・別山・浄土山)で、さらにその右側の山の中腹に広がるなだらかな高原が、アルペンルートでも通る弥陀ヶ原にあたります(手前の低い山の上に雪がべっとり付いているのは山麓のスキー場と思われます)。

はっきり見えているといっても、霞みもありますので、これ以上の望遠はちょっと厳しい…。





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大きな山と比較すると豆粒ですが、富山地方鉄道・立山線の電車も写り込んでいます。





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360℃パノラマビューですので、南側には富山湾を望むことも。
肉眼では能登半島も微かに見えていたのですが、画像ではちょっと定かではありませんね。





ということで、まずは立山を見るという目的は達成できましたが、本命は雨晴海岸から望む立山。予想以上に上がった気温のため、春霞のようになっているのが懸念材料ですが、せっかくここまで来たのですから、ダメ元でともかく向かってみることに。高速道路を使わずに一般道を経由しましたので、クリーンセンターから車でおよそ1時間強かかりました。




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海岸そばをJR氷見線が走っているのですが、ちょうど忍者ハットリくん列車がやって来ました。
逆光気味だったので、絵柄がイマイチ見づらいですが…(^_^;)



そして、雨晴海岸からの立山連峰はと言えば…



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霞みがちながら、雪を戴く山並みをちゃんと見ることができました!\(^o^)/
(山が浮き出るように少し強めの補正をかけています)

テレビなどで見かける度に、実際にあんなにはっきり見えるものか?と疑い半分だったのですが、本当に見えましたね(^_^;)

しかし、よりによって、この日に限って春を思わせる穏やかな気候になってしまったのが残念!
普通の冬の晴天日ならもっと空気が澄んでいて、山並みもよりはっきりと見ることができたでしょうにね (-_-;)





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雨晴海岸のシンボル的な女岩。
周りの小さな岩を子供に見立て、それらを引き連れた母親ということでその名が付いたようです。






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剱岳と立山。





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岩場に鷺の姿が。





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冬の日本海といえば、もっと激しい荒波を想像しますが、この日はまるで南国のビーチのような海の色で… (^_^;)





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左が女岩ですが、右端の道路沿いにある松の木がそそり立っているのは義経岩と呼ばれています。





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壇ノ浦の合戦後、兄頼朝から疎まれるようになり、奥州平泉を目指し逃避行を続けていた義経一行が、この地で不意のにわか雨に遭遇。その時、怪力の弁慶が持ち上げた岩の陰で雨宿りをしたという伝説が残っています。義経岩は別名「雨晴岩」とも呼ばれ、それが「雨晴」という地名の由来とも言われています。





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岩の上には義経神社が。





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実は今回、義経社の画像を取り忘れたので(汗)、3年前のGWに訪ねた時の画像を挿入しております。





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岩の頂上に小さな祠があるだけですが…(^_^;)





また、この雨晴海岸からほど近い伏木港には「如意の渡し」跡があります。



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如意の渡しは射水川(現在の小矢部川)河口の左岸・伏木と右岸・六渡寺を結ぶ渡船場で、こちらの銅像は左岸・伏木側にあります。背後の青い橋は「伏木万葉大橋」。この橋が架けられるまでは市民生活の足として渡船の運行が続けられていたそうです。





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扇を振り上げる弁慶と





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項垂れる義経。

疑惑の目を逸らすため、臣下の身でながら、あえて主を無残に打ち据えて難を逃れたというあのエピソードは、謡曲や歌舞伎により「安宅の関」が有名ですが、その原作に当たる室町時代の軍記物語『義経記』では、ここ「如意の渡し」がその舞台となっています。





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この場所からも立山連峰を望むことができました(さらに視界が悪くなって本当に薄らとですが)。

如意の渡しのエピソードの実否はともかく、雨晴海岸で通り雨をやり過ごした後、俄かに姿を現した雄大な山並みを目の当たりにする義経主従…というのを想像すると、先ほど見た風景もより感慨深いものになりますね ( -д-)

【撮影日:平成27年2月7日】


《メモ》
  富山地区広域圏クリーンセンター 【地図】
   富山県立山町末三賀103-3
   TEL:076-462-1187
   入室料… 無料
   営業時間… 9:00-17:00
   定休日… 年末年始

  雨晴海岸・義経岩 【地図】
   富山県高岡市太田

  如意の渡し 【地図】
   富山県高岡市伏木2丁目




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テーマ:自然の風景 - ジャンル:写真


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