四季彩綴り

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鳴門海峡の観潮船

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  1. 淡路島
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先週末の日曜日の話になりますが、日帰りで淡路島に行って参りました。






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淡路島の南端、その名も「南淡町」の「福良港」に停泊する二隻の大型船。
左側の茶色の船体が「咸臨丸」で右側の白が「日本丸」。いずれも有名な帆船の復元船で大鳴門橋直下まで往復約1時間の 遊覧航行 に使用されています。






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この日の運航は「日本丸」で「咸臨丸」はお留守番でした (^_^;)






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出航して間もなく見えて来た小ぶりの孤島「煙島」。
島の入り口(?)に白い鳥居が立ち、奥に石段が伸びています。








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一説に平重盛が安芸の宮島より分霊を勧請したとも伝えられる厳島神社が頂上にあり、また同じ頂上の一角には一の谷の合戦で討ち取られた平敦盛の首塚も営まれているとか。

屋島への敗走の途、平家一門がこの付近で休息をとっていたところに、熊谷直実によって討ち取られた敦盛の首がもたらされ、この島で荼毘に付されたということで、「煙島」という名もその時に立ち上った煙からついた名称とする伝承があるようです。






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半島の影に見え隠れする大鳴門橋。







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続いて現れたのは「大園島」。
恐らく先ほどの煙島の伝承と同じ時の話だと思いますが、潮流の激しい鳴門海峡の潮待ちのために、一時この島に安徳天皇の行在所が置かれたことから王の園すなわち「王園島」と名付けられ、これがやがて転じて「大園島」となったとされています。






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ということで、およそ20分ほどのクルーズを経て、ようやく大鳴門橋が目の前に。





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淡路島と四国を結ぶ大鳴門橋は全長1629m。
上部の自動車道路と将来的に鉄道を通すことを想定して作られた下部の2層式の併用橋になっています。ただ、神戸側と結ぶ明石海峡大橋が自動車道のみの単独橋に落ち着いてしまったため、四国新幹線の建設も頓挫、現状は無用の長物となっていますが…(-_-;)







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さて、鳴門海峡といえば何と言っても「うず潮」。
干満の差が生み出す激しい潮流によって発生する自然現象ですが、ここ鳴門海峡はイタリア・シチリア島の「メッシーナ海峡」、アメリカ・ロサンゼルスの「セイモア海峡」に次いで世界3番目の潮流スピードを誇り、大潮の最速時には時速20kmにも相当する10.6ノットを記録する、堂々の日本第一位だそうです。







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そして、中でも干満差が最大となる満月あるいは新月の時期の「大潮」が観潮にはよいとされ、一応その期間中のより期待値の高い時間を選んで乗船したのですが…、






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できては消え、消えてはまた別の場所でできる渦は中々捉えどころがなく、気付いてカメラを構えるともう渦か何かわからないようになってしまっている状態。結局、あまりはっきりとした渦は収めることができませんでした (+_+)






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それでも、潮の流れの速さ・迫力は間近で見ると凄まじいものがあり、場所によっては滝のような段差ができている所もありました。







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こちらは 徳島側からの観潮船
淡路島の福良港からよりも短距離で所要時間も約半分の30分。何よりあちらからならこちらの帆船を被写体にできるので、絵的にもいいかと思ったのですが、今回は淡路島内で他にも寄る所があったため、福良港のチョイスとなりました(大鳴門橋を渡るのにまた高速料金が発生するので)。







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橋の下をくぐる時にはマストの先端が引っ掛かりそうなぐらい。
マストが長すぎるのか、橋が低いのか… (~_~;)


鳴門海峡での滞在時間はおよそ10数分と短いものでしたが、激しい潮流を直に体感できる貴重な経験でした。平家の軍船もまたこの潮を乗り越えて屋島に渡ったとすれば(潮待ちしていますからこれほどではなかったでしょうが、それでも)、当時の操船技術の高さも侮れませんね。






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最後に、遊覧船につきもののカモメ。
風に乗り滑るように飛来する群れもまたハイスピードで、渦潮以上に捉えがたい被写体でした (^_^;)




【撮影日:平成23年1月23日】




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