四季彩綴り

  • 08
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 10

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. スポンサー広告

大徳寺龍源院

01P1090118.jpg


  1. 紫野
  2. / トラックバック:0
  3. / コメント:0

 
厳しい寒さもようやく少し緩んできた今日この頃。
ちょっと「今さら…」な感もなきにしもあらずですが(汗)、今年一発目の京都お出かけ記録、雪の京都三景をお送りしようと思います。

時は少し遡りまして1月10日、三連休最終日のこと。
いつもより少し遅めの京都入りで最初に向かったのは大徳寺でした。







02P1090119.jpg

降りしきる雪の中ではありましたが、でも、思ったほど気温は下がっていなかったようで、枝葉には降り積んでいるものの、足元に困るほどのものではありませんでした。







03P1090121.jpg

大徳寺塔頭「龍源院」。
数ある大徳寺の塔頭の中で最も古い歴史を持ち、創建当初の室町時代から残る「方丈」「唐門」「表門」は国の重要文化財にも指定されています。







04P1090122.jpg






05P1090123.jpg

さて、庫裡より内部へ。







06P1090125.jpg

龍源院には4つの趣きの異なる庭があり、まず最初に目に入る「滹沱庭(こだてい)」は書院の南側の軒先に設えられたとても小さな石庭。

臨済宗の宗祖・臨済禅師ゆかりの地を流れる「滹沱河(山東省~河北省)」から名付けられた白砂の庭で、東西に配された2つの石―「阿吽の石」は豊臣秀吉によって造営された「聚楽第」の遺構と伝えられています。







07P1090155-2.jpg

(この画像の拡大表示は こちらをクリック のこと)

そして、方丈に入りまして南庭の「一枝坦(いっしだん)」。







09P1090157.jpg







10P1090133-2.jpg

中央の石組が蓬莱山を表し、左右に亀島・鶴島を配した蓬莱山形式の枯山水庭園ですが、意外に新しいもので昭和55年(1980)に現在のご住職の設計により造られたものだとそうです。







11P1090141-2.jpg

積雪はそう多くはありませんでしたが、白砂の地紋を残しつつ上に軽く粉糖をふりかけたような風情もまた趣きがあって素敵です。







12P1090136-2.jpg

方丈内の襖絵。
龍源院の名の由来の龍でしょうか。








13P1090143.jpg

回り込んで「開祖堂」。
すっかり雪も止み、清々しいばかりの青空が広がって来ました。








14P1090144.jpg

そして、「一枝坦」の真裏にあるのが北庭の「龍吟庭(りょうぎんてい)」。
足利将軍家に仕えた同朋衆の一人・相阿弥の作庭と伝えられ、須弥山を模った石組と雲海を表す杉苔からなる須弥山式の枯山水庭園。なお、相阿弥はあの龍安寺の石庭の作者の名にも挙げられている人物です。

こちらは日の当たりが弱く、ほぼ一面を覆う雪景色を眺めることができました。







15P1090148-2.jpg

そして、最後が壺庭の「東滴壺(とうてきこ)」。








16P1090153-2.jpg

こちらも昭和35年(1960)と比較的新しいお庭で、日本最小の石庭とされていますが、その主題は「滴り落ちる滴りがやがて大河となり、大海原へと流れる」という壮大なものです。








17P1090151-3.jpg

枯山水のお庭を見ていていつも驚くのは、どんなに小さな空間でもその場に立ってみると無限の広がりを感じるところですね。見る者の物理的な大きさからは離れて、まるで一寸法師にでもなったようにスーッとその世界の中に引き込まれて行くような感覚。

樹木の大きさには限度がありますが、石組みの模る山はいくらでも壮大なものを想像できるので、それとの対比で白砂の表現する大海も果てしないものに見えてしまう…、そういうカラクリでしょうか (^_^;)







18P1090129.jpg

四種四様のお庭を楽しんでいる間にすっかり小春日和の様相に。
雪が融けてしまわないうちに、次のスポットへ移動しなくては!



【撮影日:平成23年1月10日】



《メモ》
  大徳寺 龍源院 【地図】
   京都市北区紫野大徳寺町82-1
   TEL:075--491-7635
   拝観料… 一般350円、高校生250円、小中学生200円
   拝観時間… 9:00-16:30




スポンサーサイト

テーマ:和風、和物、日本の伝統 - ジャンル:趣味・実用


<<雪の金閣寺 | BLOG TOP | 灘黒岩水仙郷>>

comment


 管理者にだけ表示を許可する
 

trackback



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。