GW旅行(6)福岡・後編
前回の芍薬めぐりと時間が前後しますが、前日の5月5日は長崎から福岡へ移動した後、時間的に余裕もなかったので一カ所だけと福岡タワーに上りました。
高さ234mの正三角形の細長い建物は8000枚ものハーフミラーで覆われ「ミラーセイル」の愛称で親しまれているそう。
写した角度のせいか、まるで厚みを感じられない二次元的に見えますが…(^_^;)
エレベータホールから真上を見上げるとずっと先まで透けて見えます。
エレベータの中から。
柱が邪魔をしてガラスの向こうの景色は見えにくいですが、こういう鉄骨の構造を見るのも楽しい♪
ということで、地上123mの展望台に到着。まずは西側から。
あいにくの曇天ですが、そのわりに見通しはそう悪くはありません。
続いて東側。
すぐ目と鼻の先に福岡ドームがありますが、手前のホテルの建物にすっぽり隠れて見えにくい。
ズームで飛行機をキャッチ!
福岡空港へ着陸するのでしょうね。
北方向ではすぐ真下にはフランスのモンサンミッシェルをイメージして建てられたという複合商業施設のマリゾン、そして、海の向こうには「金印」で有名な志賀島も見えました。
ということで、翌日、筥崎宮に詣でた後、ドライブがてらこの志賀島へ向かいました。
ルート検索では筥崎宮から40分ほどと出ていたのですが、途中、マリンワールドの駐車場待ちの渋滞に引っ掛かるなどして1時間ぐらいかかりました。
で、特に当てもなく来てしまったので、困った時には展望台!と潮見公園へ。
しかし、曇天の上に黄砂の襲来もあって見通しは悪く…(-_-;)
志賀島と本土を結ぶのは橋ではなく海の中道。
4日の佐世保展海峰の時ぐらいの見通しの良さなら、博多湾の向こうの福岡の市街地もはっきり見えたでしょうにね。
それでも北端の勝馬海岸まで来ると青空が広がり、海も美しいエメラルドグリーンに (^-^)/
本当に綺麗な海の色で♪
よく見ると小さな島の際に鳥居が。
この島には志賀海神社の摂社の沖津宮が鎮座。
陸続きに見えて実は海で隔ててられていて、大潮の時期の干潮時にのみ歩いて渡ることができるそうです。
同じ海岸で南側を向いて。
船の向こう側に見えるのは本土の山並みですが、だいぶんはっきり見えるようになったのは距離的に近いからか、お天気が回復してきたからか?
木蔭に群生していた花。
ハマダイコンの花のようです。
さて、時間も押して来たので観光する間もなく戻ることに (^_^;)
先に潮見公園へ寄るため島の真ん中を縦走して来たので、帰りは北側の海岸沿いから。
先ほどの砂浜とは打って変わってこちらはほとんど岩場。
玄界灘の荒波によって形作られたものでしょうか。
何だか特徴的な形。
こちらは緑の苔がアクセントに。
岩場の向こうに海の中道、そして、その向こうの鈍く光る丸い物体は福岡ドームですね。
博多湾越しに薄らとですが、博多ポートタワーを始め対岸の建物が見えて来ました。
福岡ドームや前日上った福岡タワーのある界隈。
ぼやけ加減がさながら蜃気楼のよう。
青空で見通しが良ければ最高でしたが、これもこれで悪くない気がしました。
佐世保の展海峰のように、また次の機会にクリアな風景を楽しめればと思います。
ということで、この後、待ち合わせ場所の天神まで戻り、無事家人を拾いフェリー乗り場のある新門司へ向かうことに。連休終盤ということで大きな渋滞リスクを回避するため、早めに移動を開始しました。
でも、さすがにちょっと早すぎるということで、小倉城に立ち寄ってみることに。
時間がないので前まで行っただけで天守閣には登らずでした (^_^;)
ここもまたいつかゆっくり訪ねたいものと。
そして、門司港へ。
青空なのですが、やはり黄砂の影響か関門橋も霞んで見えました。
ここもまたそのうちに!
ということで、ずっと時間を気にしながらの一日でしたが、無事、新門司港からフェリーに乗り込み帰阪の途へ。
中々寝つかれず、深夜の来島海峡大橋通過を見に行きましたが、ライトアップは控えめながら、月明かり浮かぶ島影など幻想的な光景を目にすることができました(どうせ綺麗に撮れないだろうとカメラは持参せず)。
明けて5月7日。
午前7時前に明石海峡大橋通過でしたが、曇天+霞で…。
神戸港沖からもぼんやりと街並みが。
目指す大阪南港もおぼろに。
そんな中で目についたのは埋め立て地に並ぶカラフルな重機。
何だかおもちゃみたい…。
そして、キラキラ輝く大阪湾。
4泊5日(正味4日)の長い旅も無事これにて幕となりました。
しかし、船旅は楽しいですが、やはりあまり眠れませんね (^_^;)