四季彩綴り

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岡田の谷の半夏生園

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  1. 奈良・郊外
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奈良県の東の端に位置する御杖村(みつえむら)。
その神末(こうずえ)地区にある「岡田の谷」ではおよそ3000㎡にも及ぶ半夏生の大群生を見ることができます。

 
 
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公民館前に設けられた駐車場から歩いて5分ほどでこのような山道へ。




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薄暗い杉木立の間を抜けて行くとほどなく半夏生園が現れます。





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まさに谷を埋め尽くす白い絨毯!




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適度に起伏があるので、まるで波立つ海のよう。




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こちらが半夏生。
ドクダミの仲間で、夏場に葉の一部が白く変色する性質が。
これは房状に伸びているのが実は花なのですが、受粉を媒介する虫を呼び集めるため、花のように葉を白くして存在をアピールしているものと考えられています。その証拠に花が咲き終わるとまた元の緑色に戻って行きますから。

なお「半夏生」の名は一年の真ん中に相当する七十二候「半夏生」に由来。
ちょうどその頃に白く変色するためですが、時に白くなった葉がおしろいをはたいたように見えることから「半化粧」と書くことも。他に「片白草」などと呼ばれることもあるようです。





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葉の白くなり方もそれぞれで、ほとんど葉全体が白くなっているものもあれば、半分くらだけ白いものも。




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また、全く変わらず緑のままの葉もあり、そうした違いが風景に立体感を与えてくれてもいます。





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半夏生の上で咲いているのはネムノキの花。





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こちらはちょっと盛り過ぎでした。





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半夏生は多くが柵で囲われていますが、最奥まで行くと散策路際にもあり、間近で眺めることができます。





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散策中、足元ではオタマジャクシから変態したばかりの子蛙たちが何匹もぴょんぴょん飛び跳ねていたのですが、あまりに小さいのと動きが早すぎて撮れなかったのですが、大きい蛙はさすがに動じずモデルになってくれました (^_^;)




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ここで青空も出て来てくれました!




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やはり青空が背景だと違いますね。
これぞ絶景かな! (^-^)/




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ところで、この半夏生は年々生息域が減って、ここ奈良県では準絶滅危惧種に指定される稀少植物となっています。

そこそこ日の当たる水辺や湿地を好む植物ですが、そうした場所がどんどん減って来ているのが原因だとか。

京都の庭園ではよく目にするものなので、よもやそのような状況に置かれているとは!
今回訪ねて初めて知りました ( -д-)





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この素敵な風景を来年もまた見られますように…(-人-)

【撮影日:平成29年7月16日】




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テーマ:花紀行 - ジャンル:旅行


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